子供を作らないと決めた女性だと、「生理って面倒くさいだけだな」と思いませんか。
私は元々出血量が多く、生理痛もかなり重かったので、低用量ピルを飲むかどうか迷っていました。
30歳を過ぎてDINKsとして生きていくことに決めたことをきっかけに、婦人科を受診し生理痛の緩和のために低用量ピルを処方してもらいました。
そこでこの記事は選択子なし夫婦にとっての生理の考え方や低用量ピルを実際に飲んでみた感想を紹介します。
同じような境遇の方で、低用量ピルを飲むかどうか迷っている方はぜひ参考にしてください。
子供を産まないと決めたら生理っていらない?
生理は子供を産むために必要な女性の体の仕組みですが、子供を産まないと決めた女性にとっては毎月来る面倒くさいものではないでしょうか。
私は一時期妊娠したわけでもないのに、生理が3か月ほど来なかったことがありました。
「生理来なくてラッキー」くらいに考えていましたが、婦人科を受診したところ「生理が来なくなると体調が悪くなることもある」などと言われたことがあります。
妊娠出産を望まない場合でも女性の体にとって生理は大切な機能で、閉経するまでお付き合いする必要があることを知りました。
生理痛の緩和のために婦人科へ相談
生理とあと20年以上付き合っていくことを考えた時に、毎月の生理の負担をどうしても軽くしたいと思いました。
私は生理前から頭痛と腰のだるさがあり、生理2日目は鎮痛剤を飲んでも一日だるくて辛い状態でした。
そこで、婦人科で低用量ピルを希望することを伝え、処方してもらうことになりました。
また、妊娠を希望していないため、できれば避妊効果が欲しいことも伝えました。
ピルの種類
ピルには大きく分けて3つの種類があります。
低用量ピル
低用量ピルは毎日1回決まった時間に飲むことで、28日周期で生理が来るようになる薬です。
生理痛の改善や経血量の減少などの効果があります。
低用量ピルには避妊効果もありますが、飲み忘れてしまうと効果が薄れるため注意が必要です。
低用量ピルの中には超低用量ピルもあり、低用量ピルよりも副作用が起こりにくいですが避妊効果がなくなります。
中容量ピル
中容量ピルは事前に飲んでおくことで、生理の日程をずらすことができる薬です。
私は結婚式を挙げるときに、生理が重ならないようにするために処方してもらったことがあります。
アフターピル(緊急避妊薬)
アフターピルは避妊に失敗した時などに飲むと、高い確率で妊娠を防ぐことができる薬です。
性行為を行ってから72時間以内に飲む必要がありますが、日本ではなかなか手軽に購入できないことがネックになっています。
低用量ピルを6ヶ月使用してみて
私が実際に婦人科で処方してもらった低用量ピルやその時の体調について紹介します。
最初は超低用量ピルを処方される
ピルによる副作用を抑えるために、最初は超低用量ピル「フリウェルULD」を処方されました。
飲み始めた時は頭痛がひどく鎮痛剤が手放せませんでしたが、1か月くらいするとほぼ副作用がなくなりました。
しかし生理が来るはずのタイミングで出血がなく、3ヶ月ほど飲みましたが、医師の判断により超低用量ピルの服用はやめることになりました。
同じ種類の低用量ピルに変更
次に処方されたのが低用量ピル「フリウェルLD」です。
超低用量だと薬の効き目がいまひとつなので、低用量に変えるとのことでした。
超低用量ピルから低用量ピルに変更した時の副作用はありませんでした。
生理もピルの周期に合わせて定期的に来ているため、問題なくピルが作用しています。
出血量はピルを飲む前の3割程度まで減り、吸水パンツとシンクロフィットだけで過ごせるほどになりました。
生理痛の頭痛や腰のだるさは以前と変わらずありますが、出血自体が3日ほどで終わるため生理痛を感じる時間は短くなったと思います。
生理痛緩和や避妊効果のために低用量ピルの服用がおすすめ
選択子なし夫婦である私にとって、生理はほぼいらないものと考えていましたが、女性の体の機能として閉経まで付き合っていく必要があります。
そこで、生理痛の緩和や避妊目的のために低用量ピルを婦人科で処方してもらいました。
低用量ピルを飲んで一番効果を感じたのは、出血量が減ったことですね。
あと20年近く生理と付き合っていくことを考えると、少しでも楽になるような工夫を行うことをおすすめします。