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私たちがDINKs(選択子なし夫婦)という生き方を選んだ理由

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最近、DINKsとして子供を作らない生き方を選ぶ夫婦が少しずつ増えています。

しかし、いざ自分たちがDINKsとして生きていくと決めた場合、本当に選択していいのか悩む方も多いでしょう。

そこで、この記事では私たちがDINKsとして生きていくことを決意した理由について紹介します。

あくまでも一例ですが、夫婦としての生き方の参考になれば幸いです。

目次

DINKsという生き方を選んだ3つの理由(20代)

私たち夫婦がDINKsという生き方を選んだ理由についてですが、20代と30代で考えが変わっていきました。

20代のころにDINKsとして生活しようと考えた理由は、次の3つです。

  • まだ子供が欲しくなかった
  • 夫婦2人の時間を大切にしたかった
  • 持病で子供を作るリスクが高い

それぞれの理由ついて、詳しく解説していきます。

まだ子供が欲しくなかった

DINKsとして生きようと考えた理由の1つ目は、結婚当初はまだ子供が欲しくなかったからです

私たち夫婦は比較的早く結婚をして、夫(26歳)、嫁(25歳)で、お互いに社会人3年目でした。

結婚する前から子供を欲しいと思ったことがないという話を、よく2人でしていました。

ただ、まだ結婚した当初はお互い若かったので、将来的に子供が欲しいと思うようになったら子供のことを考えようと話していました。

夫婦2人の時間を大切にしたかった

DINKsとして生きようと考えた理由の2つ目は、夫婦2人の時間を大切にしたかったからです

そもそも、結婚をしたいと思ったのは、一緒に住んでなるべく一緒に過ごしたいという想いが強かったからです。

そのため、子供に時間が割かれてしまうことが嫌で、子供はいらないのではという話もよくしていました。

ただ、周りの友人が子供ができるのを見ていくと、子供が欲しくなるかもしれないとまだ完全に子供を作らないと決めたわけではありませんでした。

持病で子供を作るリスクが人より高かった

DINKsとして生きようと考えた理由の3つ目は、嫁であるアオイに持病があり、子供を作るリスクが人より高かったからです

私は、10代の頃にIgA腎症という腎臓の病気を発症しました。

大学生の頃に積極的に治療を行い、今は普通の生活を送りつつ定期的に検査を行う経過観察が続いています。

ただし、妊娠など体に大きな変化が起こる場合は、妊婦中毒症など腎臓の機能が悪化する可能性もあります。

主治医からは妊娠は可能ですが、リスクが高いので検診などを慎重に行ってくださいと言われていました。

腎臓は一度悪くなってしまうと、機能が回復することはほとんどなく、最終的に機能が止まると腎臓を移植するか人工透析になってしまいます。

私たちは2人の生活を健康的に続けていくために、高いリスクを負ってまで妊娠をする必要はないのではないかと話し合いました。

これも、DINKsという生き方を選んだ大きな理由です。

DINKsとして生きることを決意した理由(30代)

結婚5年目を迎え、お互い30歳を超えて環境の変化もあり、本格的にDINKsとして生きることに決めました

その理由は、次の3つです。

  • 30歳を超えても子供が欲しいと感じなかった
  • 子供を育てるのは身体的にも金銭面でもリスクがあった
  • うさぎを飼い始めて2人と1匹でちょうどいいバランスになった

30歳を超えても子供が欲しいと感じなかった

DINKsとして生きると決意した理由の1つ目は、30歳を超えても子供が欲しいと感じなかったためです

結婚して子供ができた友達が増え、休日に家族ぐるみで遊ぶ機会も増えました。

日中の数時間は友達の子供と接していると、かわいいし面白いと感じました。

しかし、実際に自分の子供として24時間常に育児をするのは大変すぎるとも思いました。

子供を育てるのは身体的にも金銭面でもリスク

私の持病や金銭面の問題も、DINKsとして生きる決意をする理由になりました。

私は持病がありますから、普通の生活をするのも人よりリスクが高く、子供の面倒を見切れなくなる可能性があります

また、夫は正社員として安定した給料を得ていますが、私はフリーランスとして少し波のある収入です。

今の日本の制度では子供にかかる費用が高すぎて、私たち夫婦の年収で満足できる教育を行えるのか不安に感じてしまいます

そのため、私たち夫婦には子供を作ることはリスクが高いと考え、DINKsとして生きていくことを決めました。

うさぎを飼い始めて2人と1匹でちょうどいいバランスに

2020年から私がフリーランスのWebライターとして働き始め、在宅で仕事をするようになりました。

平日の日中に一人でいるのはさみしいと感じて、2021年からウサギと暮らし始めました

ペットは子供とは違う存在ではありますが、愛情を注ぐ先としてうさぎはちょうどよい距離感で一緒に生活ができています。

DINKsでペットを飼う際には注意点もありますが、この生活で十分幸せなことが、DINKsとして生きると決めた理由となりました。

DINKsとして生きていく理由は人それぞれ

私たちはDINKsとして生きていくことに決めましたが、ここに至るまで様々な心境の変化がありました。

現在、DINKsとして生きていくか迷っている方は、夫婦にとっての幸せの形は何かを考えてみてください

DINKsとして生きていく理由は人それぞれですが、大事なのはその結論に至るまでの過程だと思っています。

夫婦2人で良く話合いをして、納得のいく結論を出してくださいね。

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