私たち夫婦はDINKsとして生きていくことを決める時に、メリットとデメリットについて話し合いました。
これからDINKsとして生きていくか迷っている方のため、今回はDINKsのメリットとデメリットを紹介します。
実際に今も実感していることばかりですので、ぜひ参考にしていただけると嬉しいです。
DINKsの3つのメリット
DINKsを選択した夫婦が得られるメリットは、主に次の3つがあります。
- 夫婦で自由に使えるお金が多い
- 夫婦で自由に使える時間が多い
- ライフプランが立てやすい
夫婦で自由に使えるお金が多い
DINKsは夫婦2人ともに稼ぎがあり、子供にかかる出費がないため自由に使えるお金が多いのが1番のメリットです。
DINKsの貯金事情でも解説していますが、趣味にお金を使う、貯金や投資をしてアーリーリタイアをするなど、人生の選択肢が増えます。
私たちはほどよく貯金をしながら、2人で楽しく暮らしていきたいと考えていますよ。
夫婦で自由に使える時間が多い
子供がいる夫婦だと、仕事から帰ってきても子供相手に時間がとられてしまい、夫婦2人での時間や自分だけの時間がとることはなかなか難しいですよね。
これに対し、子供がいないDINKsだと、仕事以外の時間は基本的に自分や夫婦の時間として使えるメリットがあります。
私たちも、仕事帰りに待ち合わせて居酒屋に行ったり、休日は旅行に行ったりしています。
子供がいる友人の話を聞いていると、子供の習い事や行事で自由に使える休日が少ない印象です。
ライフプランが立てやすい
DINKsであると、今後のライフプランが立てやすいメリットもあります。
特に女性のライフプランで、一番問題となるのは産休や育休です。
一度職場から離れる必要があり、男性と比べるとキャリアプランが立てにくくなってしまいます。
また、育児をしながら働こうと思っても、子供が熱を出したり急な予定が入ったりすると基本的には母親が対応する場面が多くなりがちです。
一方、子供を作らないとDINKsでは自分とパートナーに関するイベントだけを考えれば良いため、ライフプランを立てる上で大きなメリットがあります。
DINKsの2つのデメリット
一方で、DINKsであることのデメリットもあります。2つのポイントにまとめました。
- 離婚がしやすい
- 子供を作らないことへのハラスメント
離婚がしやすい
「子はかすがい」ということわざもあるように、子供がいることで夫婦の仲が取り持たれて離婚しにくいとされています。
また、子供がいる女性の場合はシングルマザーになることに抵抗があり、特に離婚しにくいとも言われています。
そのため、子供がいなくてお互いに収入があるDINKsの場合は、離婚するハードルが低くなってしまいやすいデメリットがあると言われています。
ただ、実際には離婚率はそこまで変わりはないようですが・・・
人間ですから意見が合わなくて喧嘩をするときもありますが、離婚を軽々しく考えないことをおすすめします。
ただし、もちろん離婚はしない方がよいですが、絶対にダメとは言えません。
結婚した当初から夫婦の価値観が変わってしまい、離婚せずに一緒にいる方が不幸な場合もあるでしょう。
子供を作らないことへのハラスメントがある
世間はまだ「子供を作るのが当たり前」の考えの人が多いため、DINKsだと子供を作らないハラスメントを受けやすいデメリットがあります。
実際、私たちも結婚してからは「子供はいつ?何人欲しい?」などと周りから聞かれることが多いです。
最近では妊活をして子供を望む夫婦も多いため、子供を作らないという選択をしているDINKsの夫婦はまだまだ少なく、肩身が狭い想いをしやすいです。
堂々と「DINKsだから子供は作らないんだ」と言って、変な空気になるのも嫌ですよね。特に自分の親や親せきには打ち明けづらいです。(私たち夫婦はDINKsについて両親にカミングアウトしています。)
DINKsとして生きる以上、子供を作らないことを話す人は選んだ方がよさそうです。
DINKsのメリットデメリットは良く考えて
DINKsとして生きていくメリットは大きいですが、デメリットも同じくらい大きいです。
DINKsとして生きていくか迷っている方は、ぜひこの記事を参考にしていただけると嬉しいです。
子供を作ることによる幸せも多くありますが、子供がいることによる負担や苦労も考え、夫婦で話し合ってみてはいかがでしょうか。