子供を作らないという選択をしたDINKsで、ペットを飼っている夫婦も多くいます。
子供を作らないのにペットを飼うなんてという否定的な意見も耳にしますが、DINKsでペットを飼うことに関する私たちなりの意見をまとめてみました。
DINKsでペットを飼うと
DINKsは夫婦2人での生活を楽しんでいますが、ペットがいるとよりにぎやかな生活になります。
夫婦2人での生活との違いを紹介します。
夫婦2人だけの生活からペット中心の生活へ
夫婦2人だけであれば好きな時間に生活をしていても大丈夫ですが、ペットがいるとエサや掃除のために時間に制限ができます。
特に出張や旅行で家を空けることが難しくなるため、自由に過ごしたいという夫婦には向いていない場合も。
ペットの種類によってお世話の大変さは異なりますが、大人2人の生活よりも負担には感じるでしょう。
また、子供の場合はある程度大きくなると言葉で意志の疎通が図れますが、ペットの場合は病気や怪我に気付きにくく人間の子供よりも大変な側面もあります。
夫婦2人の時よりは生活費が高くなる
ペットを飼うためには、金銭的な余裕も必要です。
飼い始める時には生体費やグッズ、飼っている時はエサ代や光熱費がかかります。
特にペットのためにエアコンを24時間つけることが多く、電気代が倍近くになります。
夫婦での夢のために貯金をしている場合は、ペットを飼うことによって遠回りになる可能性も。
しかし、ペットと生活することはお金に変えられない人生経験を得られます。
DINKsの私たちはうさぎを飼っています
私たちは結婚4年目にうさぎを飼うことにしました。理由はコロナ禍で自宅にいる機会が増えたことです。
コロナがなければ旅行を自由に行き、旅行熱が収まった40歳過ぎた頃にペットを飼うつもりでした。
うさぎを選んだ理由と他のペットとの違いを紹介します。
賃貸物件でも比較的飼いやすいうさぎ
ペット不可の賃貸物件が多く、ペットとして代表的な犬や猫は基本的に飼うことができません。
小動物に関しては物件のオーナーの考えによって、どの動物がOKかは判断が異なりますが、鳴き声がなく臭いが少ないうさぎは許可される場合もあります。
私たちは近所に迷惑がかからないような動物であればOKと言われました。
他の動物と比較すると
私たちがペットを飼う時に悩んだ動物と、選ばなかった理由は次の通りです。
- 鳥:鳴き声がうるさいと、近所迷惑となってしまう
- ハムスター:寿命が2年程度と短すぎる、夜行性でうるさそう
- フェレット:臭いがきつい
- チンチラ:体のお手入れに必要な砂で部屋の中が汚れそう
- ハリネズミ:温度管理がかなりシビア
- 熱帯魚:水槽の手入れが面倒くさい、スキンシップができない
DINKsでペットを飼う時に注意する点
正直、まだまだDINKsは一般的に受け入れられていないと感じることが多く、変わっていると色眼鏡で見られることもあります。
そんなDINKsの夫婦がペットを飼う時に注意した方が良い点を2つ紹介します。
ペットは子供ではない
ペットは家族の一員ですが、あくまでも子供ではないという考えを持っていた方がよいと私たちは考えます。
なぜなら人間の子供を育てることとペットを飼うことはゴールが異なるからです。
人間の子供はいつか親を離れて自立できるように育てますが、ペットは死ぬまで面倒を見てあげることが飼い主として必須です。
子供も作らずにペットを飼うなんてと思う人もいる
私の祖父母世代は「結婚したら子供を産むことが当たり前」として生きてきました。
もちろん、最近の妊活事情やセクハラ・マタハラの問題を知っていて、口には出さない方もいらっしゃるでしょう。
しかし、どうしても孫・ひ孫の顔が見たい、子供を作らないなんてと強く思っている方も一定数います。
そんな考えを持つ方からしたら、子供を作らずにペットを飼うのは間違っているという意見を持たれる可能性は高いです。
私たちも子供を持たない選択をしうさぎを飼い始めたことを理解してもらうのは難しいと考え、祖父母には話していません。
ペットを飼う理由は人それぞれ
DINKsでも子供がいる夫婦でもペットを飼うことは自由です。
ただし、DINKsという子供を作らない選択をした夫婦がペットを飼っていると、よく思わない人も一定数いることは事実だと思います。
自分たちの理想の生活において、必要だと思った場合はペットを飼ってみることを検討してみてはいかがでしょうか。